不定詞の形容詞的用法は「〜する(ための・べき)」という意味で名詞を説明します。
基本文法事項
形：to + 動詞の原形
意味：〜する(ための・べき)
不定詞の使い方
① 名詞を説明する
I have a book to read.（私は読む本を持っています）
不定詞が前の名詞を説明します。「to read」が「book」を説明して「読むための本」という意味になります。
② something, anythingなどと一緒に使う
I want something to drink.（私は何か飲み物がほしいです）
something, anything, nothingなどの後ろで使います。cold, hotなどの形容詞がある時は、形容詞が先になります。
例：something cold to drink（何か冷たい飲み物）
よく使う表現
- something to eat（何か食べ物）
- something to drink（何か飲み物）
- a lot of things to do（やるべきことがたくさん）
- time to ~（〜する時間）
- a place to ~（〜する場所）
書き換え
「must」を使った文と書き換えることができます。
- I have a letter to write. = I have a letter. I must write it.（私は手紙を書かなければなりません）
- She has homework to do. = She has homework. She must do it.（彼女は宿題をしなければなりません）
注意すること
1. toの後は必ず動詞の原形
- ✗ I have something to eats.
- ✓ I have something to eat.
2. something, anythingと形容詞の語順
- ✗ I want to drink something cold.
- ✓ I want something cold to drink.
形容詞はsomethingの後ろ、不定詞はその後ろに置きます。
3. 不定詞が説明する名詞との関係
- I have a book to read. → I read a book.（本を読む）
- I have time to study. → I study.（勉強する）
不定詞の動詞と前の名詞が「動詞+名詞」の関係になります。
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